ゴミの不法投棄問題について

ゴミの不法投棄問題について

時折ニュースでも取り上げられる不法投棄問題。
不法投棄とは、ゴミを正しい処分手順を踏まず、指定個所ではないところに放棄することで、一般の方が不法投棄することもあれば、企業が不法投棄している実態もあります。

今回は、ゴミの不法投棄について紹介させて頂きます。

ゴミの不法投棄

不法投棄とは

冒頭でも紹介しましたが、不法投棄は、ゴミを適正に処理せず、みだりに道路や空き地などに捨てる行為のことです。
空き缶、ガム、たばこなどを捨てる行為をポイ捨てという呼ばれていますが、正しくはポイ捨ても立派な不法投棄になります。

近年全国で人の目に付きにくい場所や道路沿い、荒廃地などに不法投棄、ポイ捨てが発生しています。

産業廃棄物の不法投棄

産業廃棄物を埋め立て処分する場がだんだん足りなくなってきたことと、処理に高いお金が掛かることなどから、廃棄物が正しく処分されないことがあります。
正しく処分しないということはもちろん違法です。

このように、ゴミを法律に従わない方法で捨てることを、「不法投棄」といいます。
産業廃棄物には、有害なものが含まれていることもあるので、不法投棄されると、近隣住民や自然に大きな被害が出ることが過去に多々あり、大きな問題になっています。

毎年数百万トンの不法投棄

環境省の発表では、発見出来てるだけでも毎年200~400万トンの産業廃棄物が不法投棄されています。
産業廃棄物は毎年約4億トン発生するいわれているので、不法投棄の割合は総量のおよそ1%になりますね。

ですが、これは分かってる分の不法投棄なので、実際にはその10倍の4000万トンほどの不法投棄がおこなわれているのではないかと計算している人もいます。
2000年から、不法投棄についての処分が厳しくなり、最大1億円の罰金を払わないといけないという処罰も設けられました。

ここまで厳しく取り締まっても、一般の方の不法投棄も企業の不法投棄も無くなりません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、ゴミの不法投棄について紹介させて頂きました。

最後に不法投棄が減らない理由なのですが、減らない一番の理由は、産業廃棄物が多すぎて埋め立てきれないことが挙げられます。
最終処分場では、1年間に埋め立てられる量は決まっています。
この量は産業廃棄物の総量からみれば絶対的に少ないため、すべての産業廃棄物を埋め立てることができないのです。

産業廃棄物の最終処分場は専門の業者が作りますが、新しく最終処分場作を作るにしても予定地の周囲の住人を説得したり、国から認可を取ったりと、様々な手続きが必要で簡単に作ることができません。
なので埋めきれないゴミは、決められた以外の場所に捨てられたり、勝手に燃やされたり、外国に輸出されたりというように不正に処理されるのです。

ゴミをリサイクルするとしても、ほとんどの場合、その費用はゴミとして処理する費用よりも高くなります。
なのでリサイクル用の資源も、中間処理の段階などで不法投棄されることがあります。
不法投棄が起こるのは、このように根本的な原因があるのです。
これを解決しない限りは、罰則をきびしくしても、不法投棄が無くなることはないでしょう。

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