ごみは「一般廃棄物」と「産業廃棄物」の二種類に分類される。それぞれの違いを紹介

ごみは「一般廃棄物」と「産業廃棄物」の二種類に分類される。それぞれの違いを紹介

ごみは大きく分けて2種類に分類されるってご存じですか。
しっかりと法的に区分されていて、それぞれ処理の方法も処理をする人も異なってきます。

今回は、一般廃棄物と産業廃棄物について詳しく紹介させて頂きます。

一般廃棄物

一般廃棄物と産業廃棄物

冒頭でも紹介した通り、ごみは一般廃棄物と産業廃棄物と大きく2種類に分類することができます。
ごみは、廃棄物処理法という法律によって、こまかく分類されています。

なぜそうした法的な決まりがあるのかというと、ごみの種類や発生する場所によって、処理の方法も、処理をする責任をもつ人も違うからです。
まず、一般廃棄物とは、主に私たちの家庭からでるごみです。

この家庭からでる一般廃棄物の処理をする責任は、市町村などの自治体にあります。
自治体が、燃やすごみ、燃やさないごみ、粗大ごみといった分別のルールをつくり、それにしたがって収集し、焼却や埋め立てなどの処理をします。

次に、産業廃棄物は、会社や工場といった事業所からでるごみの内、特別に決められた19種類のごみを指します。
これらのごみの処理の責任は、事業所の持ち主である事業主にあります。

事業主は責任を持ってごみを自分で処理したり、専門の業者に処理を依頼したりする義務があります。
この分類で、ごみを大きくわけると、「一般廃棄物」と「産業廃棄物」という2種類に分けられるのです。

一般廃棄物の分類

上記でも簡単に紹介しましたが、一般廃棄物の主な出どころは、家庭からでるごみです。
これには、台所からでる生ごみを始め、使用済みのティッシュペーパーなどの紙ごみ、おかしやコンビニエンスストアの弁当などの容器包装も含まれます。

このような家庭からでるごみを「生活一般廃棄物」と呼びます。
また、企業や工場、お店などが出すごみのうち、産業廃棄物にふくまれないごみも一般廃棄物となります。

例えば、オフィスからでる紙ごみや、資材を包んでいた梱包材、さらに、働く人の飲食に伴うごみなども含まれます。
これらのごみは「事業系一般廃棄物」と呼ばれ、一般 廃棄物であっても、その責任は自治体ではなく事業主にあります。

事業系一般廃棄物を処分をするときは有料になることが殆どです。
こうした事業系一般廃棄物のごみは、一般廃棄物全体のうち、およそ3割程度といわれています。

産業廃棄物の分類

工業や農業、林業、漁業、そのほか病院やサービス業では、事業系一般廃棄物の他に、産業廃棄物として出されるごみが、1年間に4億トン程もあります。
産業廃棄物とは、事業活動によって工場などから出るごみのうち、特別な処理や管理をしなくてはならないごみのことです。

量が多く、危険なものもあるため、事業主が責任をもって処理をする必要があるのです。
しかし、費用や手間がかかることから、決められた方法を無視して大量の産業廃棄物が違法に捨てられるなど、その処理を巡って問題も過去に多く出ています。

四大公害病である水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市ぜんそくも産業廃棄物が主な原因でした。
産業廃棄物の内、とくに多いのは「汚泥」、「動物のふん尿」、「がれき類」などです。

産業廃棄物はこれらが大部分を占めています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、一般廃棄物と産業廃棄物について詳しく紹介させて頂きました。

簡単に紹介すると家庭ごみか、企業ごみかという認識でほとんど間違いではありません。
処分する際には、それぞれ各地域によった適切な処分方法があるのでしっかりと自治体の案内に目を通しましょう。

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