現代の生活が大量のゴミを生む

現代の生活が大量のゴミを生む

生活が豊かになるのと比例して、ゴミが溢れかえるほど大量に増えてきました。
日本で生活している中では気づかないことも多いかもしれませんが、ゴミの処理は間に合っているとは到底言えない窮地に追い込まれています。

今回は、現代の生活とゴミの密接な関係について紹介させて頂きます。

現代の生活

すぐにゴミになるモノを量産

現代では、身近なものですぐにゴミになるものを大量に生産されていることに気づいているでしょうか。
その一端として街で見かけるコンビニエンスストアからは、大量のゴミがでます。

それらのゴミには、つくられて数時間から数日程度しかたっていない食品が数多く含まれています。
おにぎりや、お弁当を梱包されている包みがそれに該当します。

コンビニでは、生ゴミだけで、1日1店舗あたり16kgもの量が生ゴミとして排出されているというデータがあります。
コンビニは、新鮮なものが安全に手軽に手に入るという点が商売のウリなので、消費期限が短い食品が多く、それをすぎた食品は捨てられます。

捨てられるものが、実際には殆ど問題がないような場合であっても、安全性を考慮してゴミになっていくのです。
生き物には寿命がありますよね。
それと同様にモノにもいつまで使うことが出来るのかという寿命があります。

お菓子の袋は中身を食べ終わった時点で寿命を迎え、スーパーのレジ袋にいたっては、家に持ちかえった時点でゴミとなります。
これらは寿命がとても短いものといえます。
逆に、手入れをすることで長持ちする革製品や家具、故障した場合に修理をすることが出来るもの自動車などは、寿命の長いものといえますね。

寿命の短いものが多くなると、それだけゴミも増えることになります。
作ってから数時間たっただけでゴミになるコンビニエンスストアの弁当や使い捨て商品は、わたしたちの暮らしを便利にしてくれてはいますが、同時にゴミを増やし続けているのです。

処理が難しいゴミ

現代の日本では、さまざまな商品が生産され、同時にさまざまなゴミが捨てられています。
そのゴミの中には、処理の困難なものもあります。
その代表が、今世界的に取り上げられて大問題となっているプラスチックです。

私たちのみのまっ割にあるお菓子や文房具、洗剤などのパッケージ、そのどれもに「プラ」というマークがあちこちについていませんか?
これは、包装や容器がプラスチックでできています。という意味です。
かつてはこうした包装には、紙や木、布が使われていました。

しかし、1830年頃に、石油をおもな原料とした「塩化ビニル」がフランスで発明されました。
これがプラスチックのはじまりです。

安くて軽くて壊れにくく、さまざまな形に加工することの出来るプラスチックが製品化されるようになると、世界中で無数のプラスチック製品が出回るようになりました。
プラスチックは便利ですが、燃やすと高温になりすぎてしまい、焼却炉を痛めることがあり容易に燃やすことが出来ません。

また、地中に埋めても腐ることがなく、紙などのように土に戻ることは半永久的にありません。
プラスチックの中には燃やすと有害な物質を出して人や環境に悪影響をお及ぼすよものもあり、専用の機械で有害な物質だけを除去する必要があります。

プラスチックの他にも、百円ライターや卓上の小型ガスボンベといった危険物も、自然に発火したりばく発したりする危険があり処理しにくいゴミといえます。
このように昔と異なって製品が産まれ、さまざまなゴミが増えてきたことも、ゴミ処理の問題を難しくしています。

日本はゴミを捨てる場所がもう無い

日本は山が多く森林にめぐまれた国土で、人口はわずかな平地に集中しています。
東京や大阪といった平地の都市部はとくに人口が多く、ゴミも大量に出ます。
しかし、平地は都市部は企業や住宅が密集しているため、ゴミを燃やしたり、埋め立てたりする場所があまりありません。

戦後の日本では、人口もゴミも増える一方だったので、東京湾内の埋め立て地や、山を切りひらいた場所に最終処分場をつくり、そこにゴミを埋め立てるようになりました。
しかし、それにも限界があり、いま日本にはゴミを埋める場所が無くなりつつあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、現代の生活とゴミの密接な関係について紹介させて頂きました。

ゴミの日にゴミを出せば、ゴミをゴミ箱に入れてさえしまえば、そのあとはきれいさっぱり処理されてると思われがちですが、実はその先で深刻な問題が発生しているのです。
ひとりひとりがゴミを出さないように気を付けることが問題解決の糸口です。
まずは、「レジ袋は要りません」と言えるようになるところから始めてみましょう。

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